第9問です。知識とひらめきが必要なミステリー劇場は、良作揃いだとおもっています。
【第9問:マジカル頭脳パワーより】
ある夏の金曜日の夜のこと、一軒家である別荘が全焼した。その焼け跡から男性の焼死体が発見された。
この別荘には以下の3人が空きを確認して1人ずつかわるがわる泊まっていた。
○カトリック教徒のフランス人(34歳)
○ヒンズー教徒のインド人(26歳)
○イスラム教徒のトルコ人(41歳)
死体は真っ黒焦げに焼けているため身元はわからない。
遺体を解剖してみると胃の中には未消化の豚肉が発見された。
さて、ここまでの状況でこの焼死体が誰か特定できるだろうか?
答えの欄に「できる。」と書いた頭の体操読者もいるかもしれませんが、
ここはぜひ、焼死体の主を見つけ出してみてください。
答えは「もっと読む」から。
答え:焼死体はヒンズー教徒のインド人。
カトリック教徒は金曜日に肉類は食べず魚類を食べる。
イスラム教徒は豚肉を食べない。
以上のことからヒンズー教徒だと特定できる。
敬虔なイスラム教徒が、自分が食べたものが豚肉だと知らされ自殺に至ったということは考えられないでしょうか?
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